【IT】ownCloudからNAS4FreeへRsyncで差分バックアップ


 

この記事を読んで、ownCloud用のサーバを構築してみようと思いました。

そういえば、動画撮っていたらスマートフォンのSDカードが一杯になりつつありますね・・・

 

実は、自宅ラック内のサーバにはNAS4Free環境に構築したownCloudが動作していまして、運用中です。

今回やってみたかったのは、ownCloudとNAS4Freeを別々のサーバで構築して、ownCloudに保管したファイルがNAS4Freeにも差分バックアップとして保管されるような仕組みです。

rsync

IDCFクラウドが1万円分無料キャンペーン(2014年11月14日(金)17:00まで)ということで先日申し込んだので、そのアカウントを使ってNAS4FreeとownCloud7を構築しました。

  • NAS4FreeでSambaを使う環境の構築手順はこちらをご参照ください。
  • ownCloud7はCentOS6.5(64bit)を使用して構築しました。手順はインターネット上で多くアップロードされているはずです。
  • 以降は、ownCloud7構築済みで、NAS4Freeについても構築済みであることを前提に手順を記載します。

 


 

【NAS4FreeでRsyncサーバを構築する手順】

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メニューから「Rsync」を選択します。

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「Server」→「Settings」を選択し、右上の「Enable」チェックボックスをオンにします。

ユーザは、Sambaを構築する際に使用したユーザにします。

「Save and Restart」ボタンを押します。

WV000002※設定済みのユーザ名を忘れてしまった場合は「Users and Groups」メニューで確認できます。

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「Rsync」メニューの「Server」→「Modules」を選択します。

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NameおよびCommentは適宜で。

PathはSambaを構築する際に使用したデータ格納先のPathです。

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「Save」ボタンを押します。

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忘れずに、「Apply cheanges」ボタンを押します。


 

【ownCloudサーバ(Rsyncクライアント)の設定】

Rsyncコマンドをシェルとして作成しておきます。

ここでは/home 配下にbackup.shという名前で作成してみました。

 

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Rsyncコマンド 

 rsync -[オプション] コピー元 コピー先

-a コピー元のディレクトリを再帰的に、オーナー・グループ・パーミッション・タイムスタンプの状態をそのままコピー(つまりアーカイブってこと)

-v コピーしているファイル名やバイト数などの情報を表示(標準出力)

-z 転送時に gzip 圧縮を使用する。

–delete コピー元で削除されたファイルをコピー先で削除

–exclude-from= ファイルに記述されたパターンと一致するファイルを除外する(今回、空ファイルを指定しています)

コピー元 コピー元ディレクトリ(ここでは、ownCloudのユーザ名に対応したディレクトリを指定しています)

コピー先 コピー先 ディレクトリ(ここではNAS4FreeのIPアドレスと、RsyncのModule名を指定しています)

WV000010※IDCFクラウドはグローバルIPアドレスでアクセスして、NAS4FreeへNATによる変換を行っているため、NAS4FreeのローカルIPアドレスを知りたい場合はメニューの「LAN Management」で調べられます。

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cronの設定をしますが、従来のcrontab -eで設定したかったので、cronie-noanacronをインストールしています。この辺は好みですね・・・ その場合、yum remove cronie-anacronで削除もしておきましょう。

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先ほど作成したrsync用のシェルに実行権限を付与します。

その後、crontab -eで編集します。

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ここでは、5分おきに実行するように作成してみました。

WV000015crondを起動します。

 


【ownCloudへのデータ配置と差分バックアップ結果の確認】

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ownCloudにログイン後、ドラッグアンドドロップでファイルを置くことができます。

数分以内に同期が始まります。

NAS4Freeで確認してみたいと思います。

WV000017メニューの「Advanced」→「File Manager」を選択します。

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NAS4Freeのログインユーザ名/パスワードを入力し、「Login」ボタンを押します。

WV000019リンクを辿ってRsyncの同期先に移動します。

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ここでは、同期先ディレクトリを「/mnt/ZM/ZD/」としています。

写真は「/mnt/ZM/ZD/photos/」配下に格納しましたので、Rsyncがうまく実行されると大量のファイルが差分バックアップされます。

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Rsyncにより差分バックアップが実行されました。

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自宅のWindows機からSambaでNAS4Freeにアクセスすると、バックアップされていることが確認できます。

 

 

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